カバー工法できない屋根について解説!
前回の記事では、屋根のカバー工法(重ね葺き)施工方法について解説しました!
詳しくはこちらをご参照ください。
カバー工法とは、既存の屋根の上に新しい屋根材を重ねて設置する方法ですが、すべての屋根に適用できるわけではありません。
そのため今回の記事では、カバー工法ができない屋根の例を解説します!
1. 著しく損傷している屋根
既存の屋根がひどく損傷している場合、カバー工法は適用できません。例えば、屋根材が大きく割れていたり、穴が空いていたりする場合です。このような状態では、カバー工法で新しい屋根材を設置しても、下地の問題が解決されないため、屋根全体の耐久性が低下します。
2. 屋根の構造が弱い場合
建物の構造がカバー工法によって追加される重量を支えきれない場合も、適用は難しいです。特に古い建物や、設計上の理由で構造が弱い場合、追加の重量が建物全体に過度な負担をかけ、耐震性や安全性に問題が生じる可能性があります。
3. ノンアスベスト屋根材
既存の屋根材がノンアスベスト屋根材で、一定期間市場に出回ってしまった言わばリコール品に該当した場合、カバー工法が適用できない場合があります。ノンアスベストは各メーカーから出された不良品であり、適切な処理が必要です。この場合、専門業者による安全な撤去作業が求められます。
詳しくはこちらをご参照ください。
(ノンアスベスト材料の注意点→屋根のカバー工法について解説!)
4. 著しい腐食や錆びがある金属屋根
金属屋根が著しく腐食していたり錆びていたりする場合も、カバー工法は避けるべきです。このような屋根材の上に新しい屋根材を重ねても、腐食や錆びが進行するリスクが高く、長期的な耐久性が確保できません。
まとめ
カバー工法はコストや施工期間の点でメリットがありますが、すべての屋根に適用できるわけではありません。損傷の程度、建物の構造、既存の屋根材の状態を考慮し、適切な方法を選択することが重要です。専門業者に相談し、正確な診断を受けることをお勧めします。
弊社では現地調査を行い、カバー工法が可能かを判断致しますので、
ご興味持たれた方はぜひ一度お問い合わせください!
~地域密着型の外壁塗装業者~
葛飾区・足立区・墨田区・江戸川区在住の方はぜひご相談ください!
【当社のご対応エリア】東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県
外壁塗装のことならぜひ当社におまかせ下さい。 実績と確かな技術力でお客様のご要望にお応えいたします。
お問い合わせはこちらから!
電話でお問い合わせ⇒ 0120-898-394
メールでお問い合わせ⇒お問い合わせフォーム