地震保険で外壁塗装と屋根工事をカバーできる!? 申請に必要な審査要項とは?

地震やそれに伴う災害は、建物に大きな損害をもたらすことがあります。 

特に日本は地震大国とも呼ばれており、地震保険は非常に重要な対策につながります。 

地震保険は、こうした災害に備えるための重要な制度ですが、 

外壁塗装や屋根工事の補修費用が保険でカバーされるかどうかは、

被害の程度や審査基準によって異なります。

 

今回は地震保険の適用基準や被害の程度ごとの補償内容に加え、 

外壁塗装や屋根工事での審査要項ついて詳しく解説していきます! 

 

今回の地震保険とは別で、塗装の際に使える「かつしかエコ助成金」については 

以下記事よりご確認ください。 

2024年度『かつしかエコ助成金』において、環境配慮型塗装を新規追加で対象に! 

 

 

地震保険の基本概要 

地震保険は、火災保険とセットで加入する必要がある保険で、

地震や津波、噴火などによる建物や家財の損害を補償します。 

しかし、全額補償されるわけではなく、

火災保険の補償額の30%~50%を上限とした設定が一般的です。 

適用される補償内容は、以下の4つの被害程度に基づいて判定されます。 

 

 

被害の程度と損傷割合 

地震保険では、建物の損害の程度を「全損」「大半損」「小半損」「一部損」の4段階に分類し、

それぞれに応じた補償額が支払われます。 

詳細につきましては、以下「損害保険率算出機構」のホームページにてご確認ください。 

地震保険基準料率(損害保険率算出機構公式HP)

 

■ 全損 

基準:建物の主要部分が完全に倒壊、または損傷部分が建物全体の70%以上

補償額:契約保険金額の100%

適用例:屋根が完全に崩落し、外壁が大部分破壊された場合

 

大半損 

基準:建物全体の損傷部分が40%以上70%未満

補償額:契約保険金額の60%

適用例:屋根材の大半が剥がれ、外壁に大きな亀裂が多数入った場合

 

小半損 

基準:建物全体の損傷部分が20%以上40%未満

補償額:契約保険金額の30%

適用例:屋根の一部が損傷し、外壁に中規模な亀裂や塗装の剥がれが発生した場合

 

一部損 

基準:建物全体の損傷部分が3%以上20%未満

補償額:契約保険金額の5%

適用例:外壁に軽微なひび割れや塗装剥がれが見られる場合 

 

 

外壁塗装や屋根工事での地震保険審査要項 

地震保険を利用して外壁塗装や屋根工事の補償を受けるためには、

特定の審査要項をクリアする必要があります。 

損傷が地震・災害によるものなのかどうかが大きなポイントになるため、 

地震発生前後にはこまめにチェックすることが重要です。 

 

被害状況の写真提出 

地震による損傷の程度を正確に把握するために、損傷箇所の写真提出が求められます。 

写真を撮影する際のポイントがいくつかあります。 

・外壁のひび割れ、塗装剥がれ、または剥落箇所を複数の角度から撮影

・屋根の瓦やスレートの破損部分を近接撮影するとともに、全体像も収める 

・被害箇所のサイズや位置がわかるよう、定規や目安となる物を一緒に写す 

 

損害の原因証明 

申請には、損傷が地震によって引き起こされたものであることを証明する必要があります。 

地震の影響を特定するためには、以下項目を確認しておきましょう。 

・地震発生日時と損傷確認日時を記録しておく

・気象庁の地震情報や近隣地域での被害報告を添付すると信頼性が向上

・経年劣化や雨風による損傷と明確に区別するため、修繕履歴や点検記録を保管

 

修繕見積書の提出 

被害箇所の修繕にかかる費用を明示した見積書を保険会社に提出します。 

~見積書の重要項目~ 

・修繕対象箇所の具体的な説明(例:屋根瓦の交換、外壁塗装の下地補修工法や再塗布) 

・作業に必要な工程や材料費の詳細

・修繕完了までの所要時間や日程 

 

現地調査の対応 

保険会社が指定する調査員が現地を訪れ、損害状況を直接確認します。 

調査においても以下のような注意点があるため、事前にチェックしておきましょう。 

・損傷箇所を隠したり、修繕を始めたりしない。調査後に修繕を開始するのが原則

・事前に写真を整理し、調査員に被害箇所を的確に説明できるよう準備する

・修繕前の状況が申請内容と一致していることを確認

 

 

注意すべきポイント 

・経年劣化との区別 

地震による被害と、経年劣化による損傷の違いを明確にすることが重要です。 

特に外壁や屋根は自然劣化が進みやすいため、日常的なメンテナンスを行い、

地震被害が判定されやすい状況を整えておきましょう。 

・適切な保険金額の設定 

保険金額を低く設定しすぎると、十分な補償を受けられなくなる可能性があります。 

建物の価値や修繕費を考慮して適切な保険金額を設定しましょう。 

 

 

まとめ 

地震保険を利用して外壁塗装や屋根工事を行うには、

被害状況を的確に記録し、適切な書類を提出することが欠かせません。 

また、普段から建物の点検とメンテナンスを行うことで、

いざという時のトラブルを最小限に抑えることができます。 

特に日本は地震大国とも呼ばれるほど、年々地震の数は増加し、被害規模も大きくなっています。 

そのため、地震保険を「備えあれば憂いなし」の精神で、

安心な暮らしを支える重要な手段として活用することを検討してみてはいかがでしょうか? 

 

弊社では、お客様のご要望に沿って最適な外壁塗装や屋根工事のご提案をさせていただきます。 

地震保険を適用したい、もしくは築年数の経過や劣化がある際には、是非一度お気軽にお問い合わせください! 

 

 

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